北欧の木製シザーランプ

説明

交互にクロスするアームが美しいシザーランプ。1970年代のアンティークランプです。アーム部分は伸縮自在で、好きな長さに調節して使えます。まさに機能性と美が一体となった照明です。

シザーランプはもともと、19世紀の職人たちが工場で作業する際の手元灯として使われていました。格子状に交差したアームが動く様子がハサミに似ていることから、シザーランプと呼ばれるようになりました。その後、デザインとしての美しさが注目され、インテリアに取り入れられるようになりました。

こちらのシザーランプは、機能的で武骨なシルエットと、木製ならではの軽やかさが絶妙にマッチしています。スカンジナビアデザインとインダストリアルデザインの同居した魅力を感じます。

スカンジナビアデザインとは、その名の通り、スカンジナビア半島（ノルウェー、スウェーデン、デンマーク）のデザインを指します。自然にインスピレーションを受けたデザインが多く、過度な装飾を排し、シンプルであたたかみがあるのが特長です。飽きのこないデザインから、日本でも人気を博しています。

インダストリアルデザインとは、無骨でスタイリッシュな、工業的なデザインのことです。19世紀後半、イギリスで産業革命が起こり、大量生産時代に突入しました。この流れを受け、機能性と美の融合を目指す動きが起こり、アメリカでインダストリアルデザインの潮流が生まれたといわれています。その後、インダストリアルデザインは世界各地に広まりました。

北欧諸国の自然美と工業的な機能美が一体となった木製シザーランプ。お家のインテリアの中でもひときわ目を惹く、印象的な空間づくりに役立つことでしょう。

デスク横やソファーサイド、ベッドサイドに設置すれば、読書灯として使えます。照らす位置を細かく調整できるため、お気に入りの美術品や工芸品を照らすスポットライトとしても活用できます。花器にお花を活けて照らすなど、工夫次第で素敵な演出も可能です。あえて壁面を照らし、間接照明として利用する方法もあります。他の照明を組み合わせれば、アーム部分の美しいシルエットも楽しめます。