ホルムガードの北欧ヴィンテージ花瓶

説明

1959年にペル・ルッケン（Per Lutken）がデザインした「Flamingoシリーズ」の1つ、ホルムガードのヴィンテージ花瓶。美しい流線形のフォルムの中で、グリーンと透明が溶け合う様が見事です。

ホルムガードは、1825年に設立されたデンマーク最古のガラスメーカーで、デンマーク王室御用達として知られています。「王室御用達」というと、高級かつ敷居の高い印象を抱く方もいるのではないでしょうか。しかし、ホルムガードは、スカンジナビアデザインらしいシンプルで洗練されたデザインを得意としています。

スカンジナビアデザインとは、その名の通り、スカンジナビア半島（ノルウェー、スウェーデン、デンマーク）のデザインを指します。自然にインスピレーションを受けたデザインが多く、過度な装飾を排し、シンプルであたたかみがあるのが特長です。飽きのこないデザインから、日本でも人気を博しています。

ホルムガードは、今をときめくデザイナーとコラボするなど、先進的な取り組みも行っています。そのため、デンマーク最古のガラスメーカーでありながら、現代も国内最大の規模を誇ります。

ペル・ルッケンは、1940年代から活躍したホルムガードを代表するデザイナーの1人です。美しいフォルムと明るいカラーリングが特長で、鮮やかなカラー展開の「Carnaby（カーナビ―）シリーズ」が有名です。

こちらの花瓶は、オブジェとしてそのまま飾っても存在感があります。窓際に置けば、自然光との共演を楽しめるでしょう。アンティーク家具をお持ちなら、ガラスキャビネットやナイトテーブル、コンソールと組み合わせるのも素敵です。

北欧の大自然を思わせるヴィンテージ花瓶があれば、上質な時間の流れを感じられるでしょう。